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大手競合他社から目標とされるブランドであり続ける為に、遠慮せずに意見をぶつけ合う信頼関係

クライアントの熱が、すべての出発点。

ピザクックは1989年に1号店出店を皮切りに地元福岡に根差した店舗展開を行っており、2021年9月時点で福岡県内に32店舗、佐賀県に1店舗、計33店舗を展開しているピザデリバリーチェーンです。我々が日頃から打合せさせて頂いているのは、常務・そして企画課の方々です。経営層と打合せ出来るのもローカルならではの醍醐味で、刺激の多い時間を過ごしています。打ち合わせさせて頂いている皆様は店舗での経験が豊富で、ピザ作りへのこだわりが強く、お客様の反応・声を熟知しており、そして何よりも“熱い”のです。



「我々も商品開発であったり、店舗運営に於いても時には意見がぶつかり、険悪な雰囲気になることもあります。でも、それは一人一人がその一つ一つにこだわりを持ち、“より良いものお客様に”を創り上げるため。CM制作に於いても同じことが言えると思います。もう5年ほど携わって頂いておりますが、電通九州様ともこれまで以上に信頼関係を築き上げ、『ONE TEAM』としてこれからもお客様にワクワクを!そして、なるほどこうきたか!と思って頂けような作品を共に作り上げていきたいですね。」

たとえば、TVCM制作では、我々がプレゼンする内容がそのまま受け入れられて、形になることはほとんどありません。クライアントからは様々な角度からの指摘と共に「こうするのはどうか?」等のアイデアも頂きます。現実的なものからハードルの高いものまで営業もCRスタッフも徹底的に向き合い、多くの時間をかけて議論を行います。時に実現不可能では?と思える瞬間もありましたが、関わるスタッフの「少しでも良いものを作りたい」という情熱で、最終的にすべて形にして世に送り出すことができました。とくにTVCM制作過程では様々な事が起こりますが、濃密な時間を共に過ごす事で、クライアントとの信頼関係はどんどん大きくなっていると実感しています。




「毎年、CMが出来上がって最終の編集が終わった後にスタート地点を振り返るとよくここまでのものが出来上がったな、と思います。最初のCMプランから最終の完成まで、議論を重ねるごとにクオリティが上がり、違う作品になっていくのが毎年ワクワクしますね!」

福岡企業として、とことん福岡を盛り上げたい!

ピザクックは福岡の企業として福岡を盛り上げる為に、松田選手をはじめとして福岡ソフトバンクホークス、アビスパ福岡、ライジングゼファーフクオカ、九州発のアイドルユニットLinQ、九州のヒーローを題材とした特撮ドラマ「ドゲンジャーズ」など、様々な地元コンテンツのスポンサードも行っています。
今となっては絶対的なアイコンとなっている福岡ソフトバンクホークス松田選手のTVCM撮影はキャンプイン前のオフシーズンに行うので、1年に1回だけのチャンス(それも限られた時間)。毎年、前年を超えるクオリティを追求するために「球界を代表する選手にここまでさせて大丈夫なのか?」とか「限られた時間で、本当にこれを撮り終える事が出来るか?」と思えるプランもご提案することになるのですが、採用されるのは、表現的にもスケジュール的にも最も困難なプランである事がほとんど。ドキドキしながら松田選手ご本人や球団のブランドチェックに回しますが、松田選手ご本人もピザクックの事が大好きなので快諾してくれるケースが多いのです。

事前の打合せでは、クライアントから「クオリティが前年を超えるかどうか」不安視するお声を頂く事も多いですが、より良いCMプランを追求し徹底的に議論・御納得頂いた上で撮影に臨みますので、撮影終了後は毎年「良い撮影だった」と言って頂けます。そのお言葉を頂戴した時の達成感は何ものにも言い変える事は出来ません。そしてその熱い気持ちを持って、来年への準備を進めていくのです。

 

「世の中の価値観が激変し、広告のあり方も大きく変わってきている中で、ある種、一方的な広告が増えたなあ、と思う今日この頃ですが、ピザクックさんは、企画段階から編集完了まで、都度きちんとCMを見てくれる人たちの気持ちになって、考えたり、議論したりして物事が進んでいくので、とても素晴らしいクライアントさんだと思います。当たり前から逃げずにまっすぐ立ち向かって行くのって、実はめちゃくちゃ大変です。そして、今みたいな混迷の時こそ、ものすごく大切なことじゃないかと思っています。」

福岡企業として、とことん地元にこだわりたい!

福岡で生まれたピザクックは地元福岡にこだわり、福岡・九州の食材と美味しさ、そして手作りにこだわるピザづくりのため、福岡県産小麦“ミナミノカオリ”を100%使用し、食材の多くに九州産を採用し地産地消にこだわってピザ作りを行ってきておりましたが、夏と冬に実施している100円セット(プラス100円でチキンとポテトが付いてくる)という大型CPの印象が強く、それと比べて食材や、手作りへのこだわりが生活者に浸透していない、という大きな課題がありました。

当初はいつものようなインパクト重視の明るい企画提案を想定していましたが、SNSで「ピザクックは全国チェーンだと思っていた」という生活者の声に着目し、あえてローカル企業だからこそ言えるメッセージはないだろうかと模索しました。
そうして生まれたメッセージが「ピザクックは福岡・佐賀にしかお届けできません」です。地元にしか届けられないが、それゆえに新鮮な食材へのこだわりや手作りへの熱い想いといった、全国チェーンには真似できないCMができました。

このTVCMを放送した事で、地産地消の取り組みと食材へのこだわり、手作りへのこだわりがきちんと認識されたこと、従業員の方からの評価が高くモチベーションUPにつながったこと、更に改めて福岡生まれのピザデリバリーチェーンである事が認識された、など大きな反響を得る事が出来、クライアントの評価も非常に高い結果になりました。

課題に応じて徹底的にクライアントと議論し解決策を探る。当たり前の事ですが、クライアントも我々も遠慮する事なく意見をぶつけ合えるそのような信頼関係は非常に貴重だと感じていますし、地元福岡で、全国規模の大手競合他社から目標とされる店舗であり続ける為には必要不可欠な要素であると考えています。